16.赤い靴
作詞:ガラ
作曲:結生
赤い靴 履いてた猫が
異人さんに 手を引かれてる
何処かに行ってしまった
煙突は黒いため息ばかり吐き
空き地の隅で 少年少女合唱隊が 今日も唄う
贅沢は敵 人生は永久迷路
「あれもこれも全部時代のせいです。」なんて
言葉はまるで扇風機
ただ首振り続けてるだけ 進めない
悲しき口笛吹く りんごの歌をうたう
愛しているから耳の裏に接吻して
太陽が怒ったら紅い夕日になった
有り難う 左様なら
兵隊さんが 鉄砲向けて こっちを見ている
まるでここは動物園 みんな見世物
夕焼け小焼けでまた明日…
悲しき口笛吹く りんごの歌をうたう
答えはあの子のスカートの中にある
紅い夕日は蒼く青ざめ月になった
有り難う 左様なら
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